「痴漢!腹を触られた」 酔った女子大生とその仲間にリンチ受けた25歳男性、警察に連行された後自殺

昨年12月11日早朝、25歳の男性が自殺した。男性が死に場所に選んだのは、大学時代に通い慣れた地下鉄早稲田駅のホーム。男性は前夜、JR新宿駅構内で酒に酔った女子大生と男子大学生2人に「痴漢」と呼ばれて激しい暴行を受けた後、警察に連行され、夜通し“被疑者”として事情聴取を受けていた。

11日の早朝に警察から解放された後、1時間近く都心をさまよっていました。極度の近眼だったのにコンタクトレンズを外しており、ほとんど視界はなかったはずです。英語の勉強のために普段からICレコーダー持ち歩いていましたが、当日も事件直後からスイッチが入ったままでした。その中には、泣き声や聞き取れないつぶやきだけが入っていました。

信助さんは2008年に早大商学部を卒業後、宇宙開発研究機構(JAXA)に入社。1年半後の昨年10月、都内の私大職員に転じた。
仕事に慣れ始めた12月10日午後11時すぎに事件は起きた。職場の懇親会の帰り、乗り換えのため新宿駅の15番線と16番線(山手線池袋方面と中央・総武線三鷹方面)のホームに向かおうと西口の北通路代々木側階段を上った際、すれ違った女子大生に「腹を触られた」と訴えられ、仲間の男子大学生2人に階段から突き落とされた後、馬乗りで暴行を受けたのだ。

「その後、新宿署に任意同行を求められました。その様子はすべてICレコーダーに録音されています。自分は理由もなく暴行を受けた被害者だと訴えましたが、痴漢の容疑者として取り調べられました。担当の刑事さんに、『私はこれから、ニュースでよく聞く“痴漢冤罪被害者”として人生を歩まなくてはいけないのでしょうか』と訴えていました」

信助さんは翌朝の午前5時45分、再び事情聴取に応じる確約書を書いたうえでようやく解放された。だが、家には帰らず、新宿駅のコインロッカーに鞄を預けた後、JR中央線で東京駅へ。さらに地下鉄東西線で早稲田駅へ向かい、午前6時40分、早稲田駅で1本後の電車に身を投じた。新宿署を出てからわずか55分後。東京駅地下通路の防犯カメラには、やつれきった様子で視点も定まらずフラフラと歩く信助さんの姿が写っていた。

「警察は死んだ息子を送検し、被疑者死亡で不起訴処分となりました。警察は大学生たちの情報を一切教えてくれませんし、東京地検も不起訴記録の不開示を決めました。」



日本の警察終わってるな。任意同行で夜の11時頃の事件発生から朝5時45分まで拘束って・・・・。暴行を受けた上に痴漢の疑惑をかけられたら、精神状態が不安定になるのは、日を見るより明らかなはずだ。落ち着いた翌日に事情聴取しても問題なかったはずだ。

そもそも相手の大学生の名前を公表しない意味がわからない。
相手に過失がないなら公表してもなんら問題ないはずでは?
むしろ駅員も警察も何を考えて痴漢したのかどうかもわからないのに暴行を受けた側だけを責めたんだ?相手側の大学生も勿論、同じように拘束して取締りをしたのか疑問に残る。

駅員・警察・暴行した側の大学生それぞれの過失があると考えられます。
世の中、本当に恐ろしいと思わされたニュースでした。




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